点字短歌集「たんか」笠原楓奏 様

こんにちは!LUXE神保です!

第一歌集を拝見し注目していた、歌人の笠原楓奏さんがX(旧Twitter)で #点字短歌 を投稿されていました。

上記の投稿で『いいね:1,200超、インプレッション数:4.3万』注目度の高さが窺えます。

短歌作家・笠原楓奏 第一歌集『人の死なない話をしよう』


こちらの歌集を2年ほど前に偶然知り購入。学生の時に聞いた、RADWIMPSのような衝撃でした。

歌集の作りもこだわりが詰まっていて、さらっと一読したときのエンタメ感。繰り返し読むと、短歌ひとつひとつがすごく生きている感じがしました。

1首選ぶとこちら↓

東京にないものなんてないのだと信じて生きた手には空き缶

「大阪から東京に来たときの感覚そのまま!」ってすごく共感しました。

地方からでてきた人がみんな感じる、共通の部分。その上で、笠原楓奏さんが感じたリアリティや温度感を感じます。下の句「信じて生きた」の過去形から結句の「空き缶」によって、どことなく映像にグレーがかったような色味と無機質な手触りを感じました。

歌集全体を通して、暗さを含むことによって生まれる明るさ、熱量と意欲を感じます。「短歌ってサラダ記念日しかしらない~」という、当時の私みたいな人にぜひ読んでほしい1冊です。

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そんな第一歌集と同様に熱量がある #点字短歌 制作風景が投稿されています。

点字器を購入し、手作業で試行錯誤されている様子、とてもエネルギーを感じます。

最初に投稿されていたときに、『文節ごとに1マス空ける』など、私が去年ココロスキップさんに教えてもらったことをお送りしたら、お役に立てるだろうか……。と思い、ブログを投稿。

こちらをお送りしましたところ、喜んでいただき、即座に修正反映されておりました。熱量と意欲が本当にすごいです。

こちらから #点字短歌 全ページの動画を見ることができます↓

点字短歌集「たんか」
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そんな手作業で制作されている点字短歌集「たんか」全18ページ 手に入れました!

やさしく寄り添ってくれるのに、エネルギーが湧いてきます。

点字が読める人も読めない人にもぜひお手にとって触ってほしい。すてきな点字短歌集です。

LUXEは点字をデザインに取り組む活動として #短歌 × #点字 #LUXEうたカレ2024 の企画運営デザインをしています。

私は英語や韓国語を学ぶように、点字の違いを楽しく学んで、デザインに取り入れていきたい。大人にも子どもにも、もっと身近なアイテムとして楽しんでいただけるものを制作していきたいと思っています!