LUXEうたカレ2023 はじめたはなし
LUXEの神保です!
「LUXEうたの卓上カレンダー2023」#LUXEうたカレ2023
イベント開始から5ヶ月、販売開始から3ヶ月が経ちました。
イベント内容はこちら↓
Twitterで短歌を募集。応募期間:2022年6月1日(水)~2022年6月20日(月)
応募総数110首、49人の方にご参加いただきました。本当にありがとうございました…!
短歌が好きな人たちみんなで作っていきたい。
そんな思いに、本当にたくさんの方が参加、投票してくださった結果。選ばれた12首の短歌。
そんな中、あまり企画の経緯や思いの「個人的な感情」は書かないようにしていました。
デザイン会社に勤務している一人として、お客さまへ提供できるもの。それが大事で、必要なことはもっとクオリティを上げること。書きたい気持ちはありつつも、「もっと他にやることがあるよね」と思って消していました。
でも、今朝気づいたんですけど。私が好きな会社の人たちって、みんな「伝える」ことを丁寧にされているんですよね。
商品だけじゃなくて、そういう部分も含めて「好き」だったんだな、って思ったのです。
思ったなら書くしかないな。って。書き始めました。
<はじめたはなし>
私(神保香織)は大阪出身で今は東京に住んでいます。工業高校の工業デザイン科を卒業後、工学部で建築とインテリアを学びました。肩書は「プロダクトデザイナー」になっています。
主にお菓子や化粧品のパッケージ、什器(商品陳列用の紙製のもの)などの設計を担当させてもらうことが多く、関わった商品が百貨店やドラッグストアに並んでいたり、雑誌に掲載されているのを見ると本当に幸せです。
そんな私も29才で出産。母になりました。育休を頂き、育児に専念した1年。
あまりにもしんどい。
正直、20代前半の頃は今よりも残業に関して厳しくなかった時代でもあり、夜遅くまで仕事をしていることもありました。さらに年の離れた妹の面倒を見ていた経験もあったため、大丈夫だろう。と思っていました。
まったくちがう!!!
寝不足。自分の時間が取れない。それがこんなにも精神的にボロボロになっていくなんて、全く知りませんでした。
ドミノを並べ、倒され、また並べる。そんな永遠に終わらない感覚。
全く時間が取れず、好きだった読書もできない。
そんなときに出会ったのが「俳句」と「短歌」です。
「一行ぐらいなら育児をしながらでも読めるだろう…」と思い読み始めたら、想像以上に面白い!!
色々な短歌を読んでいると、Twitter上では毎日たくさんの短歌が作られ、読まれていることを知りました。
毎日たくさん読んでいる中で、「これステキー!」「デスクに飾ってコーヒー飲みたい…!」というキラキラとしたものから、「これがあればツライ時にも生きていける…。」というような優しい寄り添ってくれるような短歌もありました。
そんなたくさんのステキな短歌が、毎日流れていってしまう。TwitterというSNS上では仕方ないことですが、消えていってしまうような感覚で、悲しくなりました。
「短歌全体から考えればほんの少しだけかもしれないけど、手元で読めて飾っておけるようにできないのかな……。」
そして考えたのが「短歌」×「特殊印刷」のイベント「LUXEうたの卓上カレンダー2023」でした。
Twitter上で短歌が読めると知ってから、約3ヶ月でイベント開始までできたことは、日々読ませていただけている「短歌」という世界の熱量だと思っています…!
本当にありがとうございます…!
私と同じように、「時間がないけど楽しみたい!」そんな人にオススメできるものが完成しました。
これはひとりで作ったものじゃないから、みんなで選んだから。とっても自信があります!絶対にいろんな人に楽しんでもらえるステキな短歌のカレンダーです!
お手元で「短歌」の世界のひとかけらを感じてもらえたら、本当に本当にうれしいです。