【短歌×点字】LUXEうたの卓上カレンダー2024
「LUXEうたの卓上カレンダー2024」あなたの短歌をカレンダーに!
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LUXEの神保です!
特殊印刷が得意なデザイン会社ラックスが企画する。
短歌×特殊印刷イベント「#LUXEうたカレ2024」デザイン公開!
<表紙仕上がりイメージ>
表紙短歌:藤井 デザイン:ココロスキップ&LUXE 協賛:太成二葉産業株式会社
カレンダー面イメージ。選ばれた短歌が入ります。
カレンダーの裏面には、選ばれた短歌作者の筆名(ペンネーム)が入ります。
ポストカードサイズ(148×100mm)の卓上カレンダーです。
今回の特殊印刷は「点字加工」
1月から12月の選ばれた短歌、それぞれのイメージに合わせた色を選び、短歌と点字を組み合わせるデザインをしていきます。
表紙の短歌は藤井様に、点字加工はココロスキップ様にご協力いただきます。
藤井様Twitterアカウント @hicrown
ココロスキップ様HP https://cocoro-skip.info/
<企画の経緯>
ネット上でたくさんの情報を見ることができる時代に、触れること。1枚の紙に、1首だけを印刷して飾ること。コーヒーを飲みながら、のんびり眺める。ゆっくりできる時間を、大切にしたい。
そして、せっかく紙に印刷するなら、触りたくなるものにしたい。
前回より今回は「触りたくなる」を意識していました。
「触りたくなる特殊印刷」といえば、サラサラ、ざらざらさせることが一般的ですが、その中に、「浮き出し」と呼ばれる紙を浮き上がらせる加工があります。
それと点字って似てるな~と、なんとなく、ぼんやり思っていました。
個人的な話になりますが、小学生の頃、点字の本を読んでいた記憶があります。
当時はなんだか、暗号が読めるようになったみたいで。ワクワクした気持ちだったことを覚えています。大学生の頃にハングルの勉強をしていたときにも、同じような気分で、周りの人が読めない暗号を読めるような、ワクワク感でした。
そんな心地だったので、「点字」といったときの「福祉活動」や「バリアフリー」という感覚よりも、「暗号」とか「記号」とか。そんなイメージが私の中にありました。
点字は文字なので、通常「触りたくなる特殊印刷」に入れないかもしれません。けれど、浮き出し加工みたいに、点字をデザインに取り入れて、表現していったら、新しくて面白くて、もっと楽しいものが出来るんじゃないかな……。
次は点字したいなあ。と思っていたときに、Twitterで偶然、藤井さんの短歌「ゆびさきで点字は意味に、てのひらで触れれば意味は星空になる」を拝見して。これだ……!と感動しました。運命かと思いました。
私の中の、点字のイメージがそのまま短歌になったような出会いがあり、表紙が脳内で出来上がり、もう、絶対にこれを作りたい。と。
そんな私の、ほとんどラブレターみたいなメッセージに対して、快く許諾をいただきました。藤井さん。本当にありがとうございます。
企画段階の3月、ココロスキップの大政マミさんにお時間をいただき、点字加工の作業所見学をしてきました。
お話を伺うなかで、大政さんの優しい人柄が伝わってきて、ぜひ、一緒にものづくりがしたい……!と感じました。
短歌を点字にして、デザインと組み合わせる。
最終選考を通過した12首それぞれに合わせて、ひとつひとつデザインしていきたい。
ココロスキップのみなさんとだったら、すごく素敵に仕上がると思います。
きっと、届いてご覧いただくみなさんにも、ワクワクしてもらえると思います。
暗号だったり、星空だったり。それ以外にもいろいろな心地の「短歌と点字のカレンダー」を作りたいと思っています。
「#LUXEうたカレ2024」みなさまからの短歌、お待ちしております!
LUXE 神保香織
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